「サスペンス要素が強いリーガル・法廷もの海外ドラマが見たいけどおすすめある?」
リーガル・法廷ドラマに刑事事件の犯人探し、真実の追及などサスペンス的な要素も加わると一層楽しめます。
法廷での攻防や、社会正義の葛藤・実現、弁護士事務所内における人間模様など見所が多いです。
本記事では、リーガル・法廷もの海外ドラマの中でもサスペンス要素が強い作品を厳選して紹介していきます。
普通のリーガルもの、サスペンスものに飽きたという人はぜひチェックしてみてください。
サスペンス要素が強いリーガル・法廷もの海外ドラマ
殺人を無罪にする方法
ロースクールで犯罪学を教える教授でもある弁護士アナリーズ・キーティングが、優秀な学生5人を弁護士事務所でインターンとして働かせることに。
5人はそれぞれ性格、個性が異なり、お互いにライバルで、アナリーズに認められるべく、出し抜こうとします。
そんな中、ミドルトン大学の女子学生が行方不明になる事件が発生。インターンの学生たちも殺人事件に巻き込まれてしまいます。
人間関係はぐちゃぐちゃでリアリティーがありますし、アメリカ社会、弁護士業界の生々しさを垣間見た感じがしました。
LGBTや人種差別などもしっかり描かれていることにも特徴があります。
グッド・ワイフ
主人公はロースクールを首席で卒業した後、州検事の夫ピーターと結婚して2人の子供を出産し、家庭に身を置いていたアリシア。
しかし、その夫が突然セックス・スキャンダル絡みの収賄罪で逮捕されることに。
その事件をきっかけとして、彼女は13年ぶりに弁護士として復帰することになります。
ピーターは無実を訴えるべく控訴するものの、彼をハメた何者かによる不穏な動きが・・・
単なるリーガルサスペンスものにとどまらず、夫婦関係、子育て・ワーキングママ、オフィスラブなど、様々なテーマが盛り込まれていて見所が満載です。
ダメージ
新人弁護士として有名弁護士事務所に就職したばかりの主人公エレンが、血まみれの下着姿で登場し、警察に逮捕されるところから始まるストーリー。
過去と現在が交錯しつつ、徐々に真相が明らかになっていくリーガルサスペンスものです。
勝つために何でもするカリスマ弁護士パティとエレンとの対立、葛藤も見所。
どんでん返しや心理戦など、かなり凝った脚本で、本格的なサスペンスが好きな人におすすめです。
プルーブン・イノセント 冤罪弁護士
冤罪で苦しんだ経験がある女性弁護士マデリンが所属する弁護士チームが冤罪の事件に立ち向かうリーガルもの。
日本において、検察絡みの事件の有罪率が異常に高いと問題になってますが、アメリカも例外ではなく、刑事裁判での有罪率は99.6%で、無実となるのはわずか0.4%。
その0.4%というわずかな可能性にかけて果敢に挑戦する弁護士たちの姿を描いてます。
実際、現実のアメリカでも冤罪事件(人種差別を理由とした冤罪など)は少なくないらしく1つの社会問題でもあるようです。本作はそうした社会背景も反映しているのでしょう。
実際見てみると様々な冤罪のパターンがあるのだなあと思わされました。
ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル
家賃を払うのも大変なくらいに貧乏で小さな弁護士事務所が大小様々な事件に立ち向かうドラマ。
小さな事務所ながら実力は確かなようで、凶悪な犯罪者であっても弁護を担当し、勝訴のためには違法スレスレの手段を使います。
お金優先でなく弱い人達のために奮闘する姿は共感を誘うでしょう。
アメリカ社会の問題を反映しており、社会派で王道の法廷ドラマとして一見の価値があります。
ちなみに本作のスピンオフ作品として「ボストン・リーガル」があり、そちらは打って変わってコメディー色が強くなってます。
※コメディー要素のあるリーガルドラマは以下の記事もご覧ください。
法廷や弁護士もののコメディー系海外ドラマおすすめ7選を徹底紹介!
続きを見る
リーガル・マインド ~裏切りの法廷~
女性弁護士が冤罪事件や、腐敗した法のシステムに立ち向かっていく姿を描いたリーガルサスペンスものです。
アメリカにおける警察制度、人種差別など、タイムリーな問題も扱っており、考えさせられます。
ストレスからお酒に逃げ、キャリアだけでなく養育権も失った母親の苦悩、挫折も大きなテーマの1つ。
子供を持つ女性なら感情移入しやすく、より楽しめる作品ではないかと思います。
まとめ
今回はリーガル・法廷系の海外ドラマの中でも、サスペンス寄りの作品を中心に紹介させていただきました。
単に真犯人や真実を追及するだけでなく、そこに司法・法廷制度、腐敗した組織、社会問題、弁護士事務所内での軋轢、葛藤などが絡んでくるので面白みがより増してます。
メジャーなリーガルもの以外の作品を見たいという人は本記事で紹介した作品をチェックしてみてください。